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お腹も膨らみ、テンションもあがり、
いい気分のままお会計を済ませ、 いよいよ街を探検することにしました。 チェスキークルムロフのシンボルといえば、なんといっても クルムロフ城です。 チェコではプラハ城に次いで2番目に大きいお城だとか。 色鮮やかな壁が放つ圧倒的な存在感が、見てるだけでワクワクします。 「ニョロニョロも 思わず飛び出す クルムロフ」 一句詠んでみました。 チェコ人に怪訝な顔でジロジロ見られつつ、先に進みます。 観光に力を入れてるだけあって、 街のいたるところにお店がありました。 もちろんチェコ語は読めないので、何の店か解からないのですが、 その個性的な佇まいを見てると思わず引き寄せられてしまいます。 試しに中に入ってみると・・・ アンティークな小物や家具を扱うショップのようでした。 古いものは趣があって好きなのですが、 「ボロイ」のと「味がある」のは紙一重ですね。 歴史を感じさせるお店がある一方で、 伝統と現代を融合させた商品もありました。 それが・・・ 『夢と魔法の国へようこそ!!』 何と、アメリカ産のネズミ(♀)がモチーフのあやつり人形を発見しました。 チェコの伝統工芸と、異文化キャラが融合された見事な一品です。 どうやらチェコは人形劇が盛んらしくて、 それらをお土産として売ってるお店がすごく多かったです。 「Choo Choo TRAIN」で大ブレイクした個性溢れるエンターテインメント集団とか、、 『それはね、お前を食べるためだよ!!』 とか、 『ボクは一回もウソをついた事ないよ!!』 とか、 特異なキャラクターが、職人の手によって命を吹き込まれてました。 どうも微妙ところを突いてる感が否めませんが。。。 と、ここでメガネさんに異変が・・・ お店に入るとお腹が痛くなる悪いクセがここでも勃発! 公衆便所もコンビニもないこの街で、 トイレがある場所といったら・・・ さっきチェックインしたホテルです。 急いで、でもゆっくりと帰るロクデナシ。 いくら旅の恥はかき捨てとは言っても、漏らすことはどうしても避けたいお年頃。 いみじくも腹痛のビッグウェーブがまもなく最高値に達したとき・・・ どうにか間に合いました。。。 トイレのマークが万国共通でよかったです。 眉間のシワがこれまでの激痛を物語っていますね。 出るものは全部出したので、意気揚々と再び街に繰り出すお調子者。 さあ、次はどの店に入る? 『ねぇ、この店の人形ってさっきの店よりレベルが高いよ』 たしかに顔や服の作りなどがかなり凝っている感じがしますね。 この完成度に比べたら、さっきの人形はバッタもんと思わずにいられません。 さらに、あやつり人形だけじゃなく、パペットも充実してました。 一つ一つ丁寧に作られたかわいいパペット。 そのどれもが日本につれて帰りたい衝動にかられる代物です。 おっと、衝動を抑え切れなかった人がいますよ。 いったい誰をつれて帰るのですか? それは・・・ 長靴をはいたネコさんでした! この高貴なる佇まいと、愛くるしい表情に全会一致の一目ぼれです。 キャー! カワイイ!!! 旅のお供にネコさんが一匹加わりました。 #
by chesky471225
| 2008-03-18 17:04
| 3月18日の出来事
部屋で20分ほどぐったりして、
顔を洗って、足を揉んでたら、 お腹が「グー」と鳴りました。 そういえば、お昼食べてないね。 そうと決まれば、観光よりも先にご飯です。 美味しそうなお店に適当に入りましょう。 で、何も考えないで適当に入ったのがこのお店。 決め手は、玄関のドアの色がかわいかったから。 『Dobrý den!』 あれ? 暗いね。 営業してますか? 『Prosím!』 どうやら奥に長いお店らしくて、奥に進むと店員が出迎えてくれました。 お客さんも少しいるみたいだし、安心していいですよね。 メニューを渡されましたが、何もわからないし、 たぶん肉とジャガイモなんだろうから、それは適当にチョイスして、 やっぱとりあえず・・・ 『Na zdravi!(ナ・ズドラヴィ!)』 やっぱチェコのビールは美味しいね。 喉越しが優しい感じがします。 日本のって何かシュワシュワッって、攻撃的な感じがするでしょ。 ドイツとも、ベルギーとも違う、美味しいビール。 しかも安いし。 でも、日本で買うと高いんだよねぇ。。。 「ブランボラチカ」というキノコスープです。 メガネさんはキノコが食べられないので、口にしませんでしたが、 チェコといえばキノコ料理が家庭の定番らしいです。 珍しく野菜サラダがありました。 トマト・レタス・キュウリ等、野菜は摂れる時にとっておかないと、 次にいつ食べられるかわからないので貴重です。 定番の豚肉、クネドリーキ、ザワークラウトの盛り合わせも頼みました。 もちろんビールに合うからです。 豚肉の上にトマトとチーズが乗ってる盛り合わせです。 まるでガストのメニューですが、やっぱり美味しかったです。 鶏肉のローストのヘンテコ盛りです。 誰だ、こんなに肉ばっか頼んだの? 『あなた、男なんだから食べなさいよ!!』 義理の母にあまり嬉しくない気の使われ方をされ、 ビールで膨れたお腹に、無理やり詰め込まれるクネドリーキ。 チェコ人も失笑のヘタレっぷりを露呈してしまいました。。。 #
by chesky471225
| 2008-03-18 16:02
| 3月18日の出来事
チェスキークルムロフの街に入りました。
とりあえず目指すは今夜泊まるホテルです。 旧市街の中央広場 nám Svornosti (スヴォルノスティ広場) にあるらしいのですが・・・ 例によって道を覆う一面の石畳が、足取りを重くします。 トランクケースのガラガラがいまにも外れそうなイキオイです。 もし、この車輪が壊れたら・・・ 体育座りして一歩も動けなくなるでしょう。。。 しかも街並みがS字になってるので、 目標も何もなく、どこの角を曲がればいいのか皆目見当もつきません。 時折、お店が並んでいるので、迷子にならないように目印に使うことにしました。 サッカーのユニフォームを着てるので、サッカー選手の店なのでしょうか。 「カレル・ポボルスキー」と書いてあるので、彼の店なのでしょうね。 とりあえず彼の顔が目印です。 こちらは、布を扱うお店のようです。 人のよさそうな女主人が笑ってます。 『Ahoj (アホイ)』 って挨拶したら、もっと笑ってました。 あれ? 何か間違った!? それにしてもこの街、石畳で歩きにくい上に、坂が多いです。 ガラガラが付いてないこの人たちの荷物は、ほんとに苦労して運んでます。 ホテルはまだかと、一歩一歩踏みしめて登ります。 まるで富士山を登るように、こうべを垂れながら歩いていましたが、 ほら、顔をあげてごらん。 目前には・・・ Kostel sv. Víta (聖ヴィート教会)ですよ! 15世紀に建てられたゴシック様式の建築物です。 間近で見ると、大きいねぇ。 立派だねぇ。 大したもんだねぇ。 人って疲れるとボキャブラリーがなくなりますね。 入り口の厳かな階段です。 観光客がどんどん押し寄せるプラハ城の大聖堂とは違って、 話すこともはばかられる空気があります。 「信仰」って重い言葉ですね。 そんな聖なる場所を横目に・・・ 最後の力を振り絞って荷物を運ぶ親子愛。 『うげー! まだ着かないのかい!』 悲痛な日本語の叫びに、後ろでチェコの子供が笑ってます。 そしてついに・・・ nám Svornosti (スヴォルノスティ広場) に着きました! 街の中央の広場です。 やっぱり少し遠回りしてました。 でも、疲れ果てた僕らの目の前には・・・ 今夜宿泊する「OLD INN HOTEL」がそびえ立っていました。 これを目指してたとはいえ、まさにミラクルです。 入り口はここですか? 何とも味のある玄関ですね。 おそるおそる入ってみると・・・ やっぱりホテルのフロントでした! よかった、よかった!! 『Dobrý den!!』 プラハのホテルとは違って、優しい感じの金髪のお姉さんが案内してくれました。 『Dekuju !』 ホテルの中はけっこう複雑で、廊下と部屋が入り乱れてる まるで迷路みたいな感じでしたが、 部屋自体はキレイでかわいい内装でした。 つか、外の景色よりニョロニョロが目立ってどうする!? さぁ、休憩したら街に出てみましょう!! #
by chesky471225
| 2008-03-18 14:27
| 3月18日の出来事
13時20分。
ようやく「CESKY KRUMLOV駅」に到着です。 おとぎ話に出てきそうな街並みとの噂ですが、 そういえば駅舎もどこかしら可愛い雰囲気がありますね。 とりあえずホテルまでの道のりを確認しましょうか。 でも、すごく広域の地図なので全然わかりませんね。 表に回れば何かあるかも。 正面口に来てみました。 ホームから見た駅舎とはうってかわって、 ずいぶんシンプルな建物ですね。 幾分寒さも感じられます。 しかも正面口なのに、この殺風景さに寒さが募ります。 ほんと何にもねーな。 頼りは駅前にポツンと貼られていた一枚の地図のポスターのみです。 これで大丈夫・・・なのか? 『この道をまっすぐ行って左を曲がればいいんだよ』 『おっ、さすが地図を読める男だね』 『・・・たぶん。。。』 一行の中で唯一の男性であるメガネさんですが、 頼りなさでは上位にランクキングされてる気がします。 すべての勘を振り絞って、左に曲がってみました。 雲の流れが速いです。 時折粉雪が舞っています。 人の姿がありません。 ひたすら続く一本道を、重たいトランクをガラガラ引きずりながら歩き続ける日本人。 かなり怪しいです。 あっ、チンタラ歩いてたメガネさんたちよりも、 もっとチンタラ歩いてる外国人3人組がいました。 『ドブリーデン!』 愛想だけは忘れない日本人。 旅の会話は挨拶が基本ですよね。 つか、ここチョーいい眺めじゃん! さっきの外国人はチンタラ歩いてたんじゃなくて、 ここで記念撮影してたのね。 ではメガネさんも・・・ あまりの寒さに精一杯の笑顔が引きつってしまいました。 ニワトリを飼っている一軒家もあれば、 団地と思われる集合住宅もあり、 どの国もやっぱり土地を持ってる人は強いよね、と思いを馳せながら 駅から30分くらい歩いたでしょうか。 もう、道が間違ってても引き返したくありません。 つか、地図があってればソロソロ・・・あっ! ねぇ、あれって「チェスキークロムロフ城」の回廊じゃね? 眼前にそびえる城壁と回廊。 まさしく目的地と思われる建物です。 なんという偶然。 決して必然ではないです。 外敵から守るため、お城の周りはには外堀を作れ。 その定石通り、川に架かる橋を渡らねば入城できません。 車とバイクは進入禁止ですよ。 外貨を落としてもらうため、お城の周りには土産物屋を作れ。 その定石通り、橋のそばで屋台がありました。 その微妙な佇まいに、近寄る勇気も起きませんでした。 つか、意外と細い川の上を渡り、入城の前に空を見上げてみると その迫力に圧倒されてしまいました。 うわぁ、高いねぇ~。 あそこの回廊から落ちたら、絶対助からないよね。 しかも「落石注意」って、結構命がけだね。 岩が崩れないうちに、さっさと中に入りましょう。 ゲートをくぐると、また川が流れてました。 さっきよりも勢いのある川です。 もちろん、その川も渡ります。 おじいさんは子供に手を引かれて渡りましょう。 意外と川の流れが速いですよ。 小さな滝が出来てますよ。 落ちたら心臓まひで死んじゃいますよ。 もしくは、川辺のイヌに食べられて死んじゃいますよ。 「誰か落ちてこねーかな」 またも危険と隣り合わせです。 でも、左を見てくださいよ! チェスキークロムロフ城がそびえ立ってますよ! すげー綺麗なお城ですね。 城の中はどうなってるのでしょうか、気になります。 気にある衝動を抑え、街の中心部にあるはずのホテルに とりあえず直行します。 ちなみに、もうすぐ14時です。 #
by chesky471225
| 2008-03-18 13:59
| 3月18日の出来事
プラハ中央駅を出発して、約3時間。
ようやく「Ceské Budejovice(チェスケー・ ブディヨヴィツェ)駅」に到着しました。 助かったのは、車両にトイレがついてたこと。 メガネさんの尿管には結石があるので、 3時間のうち、トイレに4回くらい行きました。 残尿管てほんと嫌ですね。 お腹が空いたと思ったら、もう12時を過ぎてます。 乗り換えまでどのくらい時間があるのでしょう。 とりあえず、また尿がしたいので、駅のトイレに向かいます。 チェコの駅は地下を通って移動するのですね。 あぁ、やっぱりお金がかかるのね。 あんなに電車の中は無料だったのに。 いくら払えばわからないので、適当にお金を出したら、 お釣りがジャリジャリ戻ってきました。 駅では、ここは八百屋かってくらい鮮やかなフルーツが売られてました。 あまりに美味しそうだったので、サトちゃんが青りんごを1個購入です。 ちなみに42kc。 万引きしてないですからね。 路線図がありました。 一番上の黄色い印が「Praha」。 そこからずっと下に来て、水色の印が今いる「Ceské Budejovice」。 そして左下の赤印が、これから行く「CESKY KRUMLOV」です。 ・・・結構、遠いな。。。 時刻は12時18分。 ちょうど電車が出発しそうです。 走れ! 走れ! これを逃したら、すべての歯車が狂います。 ふぅ~。 どうにか間に合いました。 2両連結のバスみたいな列車に乗って、約1時間の旅の出発です。 もちろん周りは外国人だらけ。 と思いきや・・・ アンジェラ・アキがいました。 でも、思い切って「アンジー!」と声をかけたら無視されたので、 たぶん人違いだったのでしょうか。 家も、車も、人さえもない草原。 あるのは電車がゴトゴト走る音のみ。 チェコ語で誰かが話してますが、まったく聞き取れないので、 良質のBGMと化しています。 時折停車するかわいらしい駅が 微笑ましくて、安心感を与えてくれます。 そしてついに・・・ 13時20分。 「CESKY KRUMLOV駅」に到着です!! ついにやってきたという感じなので、 到着しただけでガッツポーズがでます。 ここまで来るのに一苦労の観光地なので、 降りる客もまばらです。 この人は一人で来たのでしょうか。 駅舎を見ただけでワクワクする土地なんて、あまりないですよね、 さぁ、どんな街なのでしょうか。 市街に行ってみましょう!!! #
by chesky471225
| 2008-03-18 13:22
| 3月18日の出来事
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